介護事業所などを訪問
4月27日、日本共産党市議団と伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補は、介護事業所を訪問・懇談しました。
訪問は、県議会2月定例会で自民党などが県の特別養護老人ホームの新設予算の凍結を盛り込んだ決議を強行したことをうけ、介護現場の実態を聞くために行ったものです。同決議は、現在ある特養ホームの空床の活用策や介護職員確保の具体策が明確になるまで整備を停止するとしています。日本共産党は反対しました。
伊藤岳氏らは、草加市内の定員約150人の大規模特養ホームを訪問しました。応対した同ホームの事務長は、同市では特養ホームの待機者が多いとして整備停止を疑問視。「市町村からの(介護需要を)積み上げて作った計画を否定するものです」と批判しました。施設庁は、介護職員の確保について「職員給与の改善が一番効果的です」と話しました。
伊藤岳氏は「県議会で停止決議が解除されるよう全力をあげます」と表明しました。
一行はほかに、介護保険制度の市町村事業である「介護予防・日常生活支援総合事業」を実践する「松原団地見守りネットワーク」や医療生協さいたま草加支部「ふれあいセンター・新田」を訪ね、事業の課題や要望を聞きました。
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